【ひとり旅4】筑波山登山のついでに茨城の至高の旅館で一泊する話(その1:出発とラーメン編)
茨城にはおそらく行ったことがない。
幼い頃の記憶は曖昧だが、生涯通して茨城県で観光とかの類をしたことはないと思う。
なにせ茨城に行ったことがない、ということを思い立つ日まで忘れていたくらいだ。
鳥取を青春18きっぷの目的地にしたことがある私でも、訪れたことすらない茨城県…
これは次のひとり旅の目的地にするほかない。
ちなみに先ほどから茨木と書きそうで非常に危なっかしい。
茨城でなにをするか?
実は私の数少ないもう一つの趣味は山登りである。
ハイキングでゼーハーレベルだが、山登りの雰囲気と空気や感じる達成感は好きだ。
登山後のビールはもっと好きだ。
手頃な山に登ってどこかいい感じの茨城の旅館で一泊しよう。
我ながら最高のスケジューリングだ。
出発は朝の3時、移動手段は車。
浜松から茨城だと移動距離がそこそこあるし、手頃な山とはいえ登山なので早めに出発する。
途中、足柄サービスエリアで休憩。
まだ距離もあるし、山登りの直前に腹ごしらえしたくないのでここで食べていくことにする。
ラーメン。
いわゆるサービスエリアのラーメンではないが、サービスエリアのレベルの範疇の味だ。
こういう早朝にパーキングで食べる食事は非日常感があってよい。
時間に余裕があるし食べて眠たくなったので車で30分ほど仮眠。
眠い目をこすりながら目的の山へ向けひた走る。
今回登る山は筑波山だ。
特に大した理由もないが、ケーブルカーやロープウェイもある観光地の山でお手軽そう。
さらに筑波は茨城の中でもダントツに茨城感のある場所だ。個人的に。
交通の便もいいし、ファッション登山家としては大変都合のいい山である。
高速のインターを降りてGoogleマップに従い走り続けると、大きな赤い鳥居が見えてきた。
筑波山神社の鳥居だ。
市営駐車場に駐車し、準備をして登山口へ歩いて向かう。
半年ぶりくらいの山登りだけど大丈夫かな?
次回へ続きます。