【ひとり旅3】出張ついでに異国文化の地、長崎を旅行してみる(その1:佐賀の居酒屋編)
6月末、仕事の出張で九州を訪れた。
こんなチャンスはめったにない。なんせ九州だ。
浜松から遠いのは仕方がない、時間がかかるのもどんと来いだが、経済的な問題で気軽に行くのはなんとも難しい。
単純な費用よりも、せっかく交通費かけて来てるのだから、ここに行かないと、あれもしないと…と考えてしまうのが旅の行動を縛られるようで嫌なのである。
あれこれと詰め込んだ旅行は満足感はあるが、それは己の行動を加味したナルシシズムな満足感であり、100%その土地からもらう感情ではない。
ひとり旅とは、その土地との対話だ。
金と時間に余裕をもってこそ、心から旅を楽しめるのである。
要するに、会社の金で九州行けるぜ!ヒャッホォォォイ!!ということだ。
有給も取ったし時間はたっぷりある。
それにしてもこのシート、九州新幹線といえばコレという印象に今はなっているが、座り心地は褒められたものではない。
見た目通り、ペラペラの板の上に座っている感覚。
長時間乗る車両ではないしクレームを付けるつもりもないが、東海道新幹線の座席がいかに必要十分で優れているかを再認識できるものだ。
生まれて一度も訪れたことのない長崎を今回の目的としていたが、仕事が遅れると長崎まで行くのが大変なので、佐賀で一呼吸。
仕事は予想よりも早く終わったが、宿も取ってあるので予定通り佐賀に泊まることにした。
チェックインしてワイシャツを脱いでシャワーを浴び、ご飯を食べに出かける。
旅行のためにスニーカーも持参した。
ホテルから少し歩いて繁華街の方に向かってみる。
規模は小さいが、アーケードもちゃんとあり浜松と比べると真っ当に栄えている。
キャバクラとかスナックが集合したビルもある。こういうのをビルにまとめるのは土地柄なのか、なにか理由があるのかな。
あれこれと迷うのが嫌なので、行くお店は入りやすそうな居酒屋を事前に調べていた。
ホテル近くまで戻ってお店に入ってみる。
平日ということもあり客は少ないが、いい感じに一人でも入りやすい。
この店、30分500円の飲み放題がある。
交通費がかかっていないのでお金には余裕があるが、せっかくなので飲み放題に。
一人なら30分あれば十分飲める。一人飲みには最適ではないか。
ビールとともにいただくのはゴマ鯖。おいしい。
あとで知ったけど博多の名物なんだって。
博多って食の名物多すぎない?
あとは一応焼き鳥の店なので何本か。
私は砂肝が一番好き。
食べたものと一緒に小石を飲み込んで砂肝ですりつぶす。
小石は角が立っていると身体を傷つけるし、丸すぎるとすりつぶせない。
鳥の中には小石選びの匠もいるのだろう。
ビール→ハイボール→レモンサワー→ハイボール→芋焼酎 で30分終了。
これで500円は非常に安い。会計は2000円ちょっと。
佐賀らしいものは何も食べていないが、メインは長崎なのでよしとしよう。
ところで佐賀らしいものってなんだろう?
さて、よっぱらったし、シメのラーメンでも食べよう。
次回に続きます。