【ひとり旅3】出張ついでに異国文化の地、長崎を旅行してみる(その6:爆弾ちゃんぽん編)
前回の記事はこちら。
長崎の夜はやはりラーメンで〆ることにする。
「思案橋ラーメン」のバクダンチャンポン。
「バクダン」とは、上に乗っている白いペースト状の物体を指す。
ニンニクと脂を混ぜ合わせたようなもので、匂いもすごい。
美味しい。
ベースのスープは非常にあっさりしているが、バクダンを溶かすことでコクとパンチが上乗せされる。
食べた瞬間はニンニクの強烈な風味を感じるが、意外とあと引かず飽きずに食べられる。
ちなみに、店内には福山雅治のサイン色紙がたくさん飾られている。常連のようだ。
これ以来、テレビで福山雅治の顔を見るとニンニクの匂いが脳内鼻腔を突くようになったが、特にファンではないので困っていない。
美味しかったものの、たらふく餃子を食べた後の爆弾はさすがに効いたので、おとなしくホテルへ帰って休むことにした。
長崎2日目の朝。
朝食付きのプランにしなかったので、朝ごはんは中華街へ。
とはいっても、朝早くお店は空いていないので、店先で売られていた角煮まん。
長崎は角煮まんも名物らしい。
角煮は微妙に八角がきいていておいしいが、絶賛するほどではない。
眠い目をこすりながら買いに出たのでどの店で買ったかは覚えていないが、もっと美味しい角煮まんは世の中にたくさんあると思う。
チェックアウトギリギリまで部屋にこもり、ホテルを出る。
外はまるでスコールのような大雨である。
傘を持たない数十人の中国人観光客がファミマの軒下で雨宿りしている。
傘をさしても濡れるので、小走りで路面電車の駅へ向かう。
次回へ続きます。