【ひとり旅1】北陸の大都会!金沢をいく〜2019春〜(その4:市場の居酒屋編)
前回の記事はこちら。
近江町市場で牡蠣を食べたあと、こちらの居酒屋のようなお店に入った。
こういう朝からやっている居酒屋は旅行者には大変ありがたい。
火曜日でガッツリ平日ということもあるが、朝10時なのでお客さんもまばら。観光地でも長居しやすい。
やはり海鮮丼が推しのようだが、ゆっくり飲みたいので生ビールと刺身三種盛りを注文。やっぱりブリは地元で食べるより美味しく感じる。
次に入り口の暖簾にも書かれていた金沢おでん。
前々から金沢おでんがどんなものか気になっていた。梅貝が入っているのは知っていたが、梅貝が含まれている盛り合わせは1,600円くらいして怖気づいたので1,000円の盛り合わせに…。
梅貝は昨日も食べたしね。
おでんなので注文したら盛りつけされてすぐ出てくる。そう考えるとおでんってお店としては扱いやすそうだ。
それにしても一つ一つが大きい。写真だとわかりにくいが、付いているレンゲは普通サイズのレンげだ。ラーメン用のやつ。
少なくともちくわはレンゲよりも長いことがわかる。
まずは存在感のある厚揚げをぱくり。美味しい。「厚揚げ」という言葉以外では形容のしようがない美味しさだ。
出汁の味はよくある美味しいやつ。ひどい語彙力だ。
厚揚げの下敷きになっているのは車麩で、これも金沢おでんの中ではオールスターらしい。大きい上に汁を最大限に吸い込んで凄まじい重量になっている。
味はお麩だ。「お麩」という言葉以外では形容のしようがない美味しさである。
もう一品ということで、ホタルイカの酢味噌かけを注文。もちろん日本酒と一緒に。銘柄は「宗玄」だったかな。
丁寧に骨を抜いてくれたためか、少し時間がかかってホタルイカが到着。
見た目もきれいでプリプリ。
食べるとこれは…めちゃくちゃ美味しい。地元だとホタルイカは沖漬けが多いが、酢味噌だとそのものの味がよく分かる。
肝は上品な味でまるで蟹味噌のような風味もする。さわやかな酢味噌と一緒にお酒で流す。あぁ最高。。。
この旅で一番と言えるほど美味しかった。
食べごたえのあるおでんも日本酒とともに平らげる。多くてもおでんなので楽勝だが、大きい方の盛り合わせにしなくて正解だった。
お会計をして店を出る。4,500円ほどだったかな。
混んでる中海鮮丼を食べるのも市場感があっていいけど、落ち着いてお酒を飲めるほうが嬉しいな。
さて、そろそろ帰りますかというところだが、やはり金沢に来たら未だにあれを食べたい。
近江町市場を駅方面に出て目の前のショッピングセンターへ。
金沢カレーです。めいてつエムザの地下にあるゴールドカレー。
妙に細切りのとんかつが食欲を増す。浜松にもカレーのチャンピオンがあるけど、あんまり食べようと思わないんだよなぁ。でも食べるととてもおいしい。
セルフサービスでなぜか具なしの味噌汁が付く。カレーの濃さに負けない強めの出汁で不思議と相性が良い。適当なようで意外と考えられた構成なのかもしれない。
金沢グルメを堪能してお腹も膨れたので、駅へ向かう。
昨日もそうだが平日というのに沢山の人が駅前で写真を撮っている。
私はどこかを訪れた証明として最も手っ取り早いので駅の写真はよく撮るのだが、常人は駅自体を被写体とすることはあまりないと思う。
皆これからする金沢観光に期待を寄せているのだろう。
せいぜい楽しむがよい、と心の中でニヒルにエールを送る。たった一日早く来ただけだが、金沢に関しては私のほうが先輩である。
そのまま改札に入り、来たときと同様に特急で帰路につく。
特筆すべき事は特にないのだが、途中、名古屋に寄って味噌煮込みうどんを食べ、スパイダーマン スパイダーバースをIMAXで観た。めちゃくちゃ面白かったということを一応記しておこう。
そういうわけで、以上で2019年春の金沢旅行は終わり。
ひとり旅なので特に感想もないのだが、いい旅だったと思う。
毎週というわけには行かないが、今後も月に1回位は旅行に出てこうして記していきたい。
もしみてくれる方がいらしたら、どうぞよろしくお願いします。