【ひとり旅1】北陸の大都会!金沢をいく〜2019春〜(その2:アパと夜のラーメン編)
前回の記事はこちら。
もりもり寿しにて北陸の幸を堪能したところで本日のホテルへ向かう。
今回はみんな大好きアパホテル。ホテルは先程新幹線の中で予約した。
3度目の同じ道を経由して片町へ向かう。
金沢の街は駅から歩いてビジネス街、繁華街へと変化していく。強制的に住み分けされている感じで行政の統率力の強さを感じる。
30分近く歩いて、ようやく本日の宿に到着。
そそくさとチェックイン。毎度家に忘れるAPA会員カードも今回はばっちり持参した。
部屋はうん、アパ、という感じ。
それにしてもテレビが異様にでかい。写真ではわかりにくいが、ベッドに座ると視界の7割がテレビだ。
寝間着の上に折り鶴も完備。
部屋から外を覗くと付近に姉妹店のようなものがあるのか、青いアパグループの看板が見える。
微笑むアパ社長の眼差し。
部屋の内からも外からも宿泊客を見守ってくださるとは、なんとも頼もしいホテルだ。
時刻は16時。寿司をたらふく食べてしまったのでお腹が膨れている。
夕飯のために腹を空かせなければ。このホテルには大浴場があるので早速行ってみたが、この露天風呂が思いのほか気持ちよかった。
屋根がなく開放感があるし、自分より高いビルがないので街を見渡せる。湯船に浸かりながら、交差点を歩く人々の姿も見える。平日なのでスーツ姿の人も多い。仕事なんかしてくだらないな、と本気で思う。
サウナもしっかり備えられている。小さいが水風呂もあるのでトリップも可能だ。この大浴場だけでも十分1,000円の価値はあると感じた。
ちなみに、われわれの裸体も青い看板に鎮座する社長の瞳にしっかりと捕らえられている。
さっぱりしたところで部屋に戻って一服する。夕方のニュースをみたりiPadでYoutubeサーフィンしたりと家にいるときと何ら変わらない時間を過ごす。家にテレビがないので、昔のようにテレビをじーっと見る機会は旅行中だけになった。
何も旅先で…と改めて思うが、ホテルでのこういう時間も旅行においては大切なのだと思う。知らない土地に来て、やっと手に入れた自分だけの空間というのは非常にありがたみを感じる。家以上に自分の家という感じがして心から落ち着く。この感覚が一人旅を続ける源泉なのかもしれない。
うだうだしていると20時をまわってしまった。事前に少し調べて行ってみたい居酒屋があったのだが、いまいちお腹の空き具合が悪い。とりあえず狙いの居酒屋を回ってみて、行けそうな雰囲気だったら入ってみることにしよう。
部屋番号を忘れないようドアの写真を取り、ホテルを出た。
月曜日というのに人通りが多い。やはり金沢は都会だ。キャバクラやら何やらのキャッチも多い。ひたすら同じ場所をうろついていたのでキャッチのおじさんにも顔を覚えられたことだろう。
30分以上歩きまわって、調べた居酒屋の前も何度か通って店の中を覗いたのだがずっとカウンターがいっぱい。迷ったすえ…
北陸で知らない人はいないという8番ラーメン。時間と足を使い果たした挙げ句ラーメン屋という、0点の結果となった。我ながら情けない。
とりあえず生ビールと焼餃子。餃子は可もなく不可もなく。さんざん歩いたのでビールが美味しい。
今日のお酒は以上にして、野菜ラーメンの塩を注文。さすが北陸民に長年親しまれているだけあって、野菜たっぷりで美味しい。野菜とスープは中華鍋であおられてから麺と合わさるので熱々だ。タンメンというよりは確かに野菜ラーメンかな。なんとなく。
ホテルへ戻り、再びテレビとYoutubeを交互に眺めて眠くなったら布団をかぶる。この時も、書いている今も思うが完全にニートの生活だ。多少なりとも地方の経済に貢献している、と自分を納得させて無理やり眠りにつく。
一日目はここまで。
その3に続きます。